20世紀日本人名事典 「三宅青軒」の解説 三宅 青軒ミヤケ セイケン 明治・大正期の小説家 生年元治1年5月23日(1864年) 没年大正3(1914)年1月6日 出生地京都 本名三宅 彦弥 別名別号=緑旋風,雨柳子 経歴博文館の「文芸倶楽部」、金港堂の編集を経て二六新聞記者となった。明治25年刊「小説花相撲」に作品「この眼」が収録。当時深刻小説といわれた「奔馬」「堕落」「怨めしや」などを文芸倶楽部に執筆。39〜44年にかけ大学館から「武士道小説・土手の道哲」、続編、「豪傑小説・拳骨勇蔵」、「豪傑小説・国姓爺の妻」、後編を、三芳屋書店から「女優菊園露子」「後の菊園露子」などを緑旋風の名で刊行。英雄、探奇など大衆作家に終始した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by