三尺高い(読み)さんじゃくたかい

精選版 日本国語大辞典 「三尺高い」の意味・読み・例文・類語

さんじゃく【三尺】 高(たか)

(江戸時代罪人は足をはりつけ柱の三尺ほどの高さに縛りつけられたところから) 地上から三尺の高さにあるさま。はりつけの刑に処せられることをいう。
歌舞伎霊験曾我籬(1809)九幕「『その成敗天下大法、三尺高(さんジャクタカ)く』と刀の鞘にて払ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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