三尾里村(読み)みおざとむら

日本歴史地名大系 「三尾里村」の解説

三尾里村
みおざとむら

[現在地名]安曇川町三尾里

東と北は西万木にしゆるぎ村、南はかも村。三尾山の麓にあったための村名というが、「和名抄三尾郷の遺称地といい(輿地志略)、古代の三尾は当地周辺にあったと思われる。明応二年(一四九三)一二月一三日の室町幕府奉行人奉書(尊経閣編年文書)によれば、「三尾里静遍院静澄庵七里以下一類跡事」が幕府料所とされ、二宮信濃守が代官に任命されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android