最新 地学事典 「三岳火山」の解説
みつだけかざん
三岳火山
Mitsudake volcano
日光火山群の火山の一つ。おもに北側の刈込湖溶岩(最高点1945.0m)と南側の光徳溶岩の2つの溶岩ドームからなる。中新統の鬼怒川流紋岩類を基盤とし,日光火山群の於呂倶羅・山王帽子火山噴出物および男体火山の竜頭滝軽石流堆積物を覆う。噴火の歴史記録はないが,5.6千年前以降に光徳溶岩を噴出した完新世の火山である。ホルンブレンド・単斜輝石・直方輝石安山岩~デイサイト溶岩からなる。周囲に堰止湖の湯ノ湖,蓼ノ湖,切込湖,刈込湖と涸沼がある。
執筆者:草野 有紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

