三嶋王(読み)みしまのおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三嶋王」の解説

三嶋王 みしまのおう

?-? 奈良時代,天武(てんむ)天皇の孫。
舎人(とねり)親王王子。養老7年(723)に無位から従四位下にすすむ。「万葉集」巻5に松浦佐用姫(まつら-さよひめ)の歌に追和してよんだ歌が1首ある。
格言など】音に聞き目にはいまだ見ず佐用比売(ひめ)が領巾(ひれ)振りきとふ君松浦山(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android