三度目(読み)さんどめ

精選版 日本国語大辞典 「三度目」の意味・読み・例文・類語

さんど‐め【三度目】

〘名〙
回数の数。第三回目。
※宗五大草紙(1528)公私御かよひの事「盃に銚子の口を二度そそとあて、三度めに入る也」
江戸時代、大名方で夜の食事をいう。〔俚言集覧(1797頃)〕
③ なじみであること。
人情本春色辰巳園(1833‐35)三「また三度目(サンドメ)か。喧嘩のおなじみはごめんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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