三心房症(読み)さんしんぼうしょう(その他表記)cor triatriatum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三心房症」の意味・わかりやすい解説

三心房症
さんしんぼうしょう
cor triatriatum

左心房隔壁によって2つに分れ,右心房と合せて心房が3つになる奇形をいう。隔壁にみられる交通口の大きさ,合併する心房中隔欠損状況によって,臨床症状は僧帽弁狭窄症類似のものや,心房中隔欠損症類似のものになる。早期手術を行えば予後は良好である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む