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隔壁 カクヘキ

デジタル大辞泉の解説

かく‐へき【隔壁】

二つの物を隔てる壁。仕切り。
船舶で、浸水あるいは積み荷の石油などの漏出を一部にとどめるため、船内を仕切る
飛行機で、特に客室後部にあって与圧室を区切る半球状の耐圧壁。

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栄養・生化学辞典の解説

隔壁

 →中隔

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

かくへき【隔壁】

間をへだてる壁。しきり。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

隔壁
かくへき
bulkhead

一般的には仕切りの壁をいうが、船舶用語では船体の内部をいくつかの区画に分ける仕切り壁をいう。タイタニック号沈没(1912)などの教訓から、主要な隔壁は浸水を一つの区画に局限するという明確な目的の下に設けられるようになった。そのほか船体構造の強化、防火壁としての延焼防止、貨物倉や水・油タンクの形成といった役割ももっている。また単なる仕切りのために設けられるものもあり、通常一つの隔壁でいくつもの役割を兼ねている。竹の節(ふし)のように船体を横方向にくぎっているものを横隔壁といい、船の長さに応じてその数が定められている。また、船の長さ方向に沿って1、2条設けられるものを縦隔壁という。隔壁は鋼製の平板に補強のためのスチフナstiffener(形鋼の骨材)をつけた構造で、平板は浸水時の水圧に耐えるために下のほうほど厚くする。板を波形に曲げて強度を保ち、スチフナを省略した波形隔壁もある。[森田知治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の隔壁の言及

【船体構造】より

…船体には,必要とされるこれらの強度を十分にもつとともに,その船の用途に適した構造が採用される。船体強度
[構造形式]
 貨物船の船倉は,その船種に応じてそれぞれの貨物の積載と荷役に適した固有の構造様式となっているが,船体構造という観点から機能別に分解すると甲板構造,船底構造,船側構造,隔壁構造という共通の構造部分に大別することができる。甲板は船体の深さ方向に対して水平に設けられる板状の構造物である。…

【舟∥船】より

…船底はV型で波切りや帆走性能がよい。構造が中国独特のもので多数の横隔壁と厚い外板を基本とする。一方,当時の記録によると舵は船尾に取りつけられ,帆はすでに現代のジャンクのような縦帆を使っていたようである。…

※「隔壁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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