日本歴史地名大系 「三戸街道」の解説 三戸街道さんのへかいどう 秋田県:鹿角市三戸街道来満(らいまん)街道ともいう。鹿角街道から毛馬内(けまない)で分れ、北東に向かって大湯(おおゆ)に入り、安久谷(あくや)川を渡って上折戸(かみおりと)を経、大柴(おおしば)峠(七三一メートル)を越えて浅繋(あさつなぎ)沢・山中(やまなか)沢へ出、現鹿角市と青森県境の来満峠を経て田子(たつこ)(現青森県三戸郡田子町)に抜け、三戸(現三戸郡三戸町)で奥州街道に合した。「鹿角郷土史」の藩政期の資料(年代不詳)に、毛馬内―大湯間一里二二町余五〇文、大湯―関間五里三五町余一八八文、関―田子間三里一〇間九〇文と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by