…能の《小鍛冶》で白狐を相槌に太刀を鍛える刀工はこの宗近のことである。現存作はきわめて少なく,御物の〈宗近〉銘の太刀と〈三条〉銘の名物〈三日月宗近〉の太刀がよく知られている。ことに〈三日月宗近〉は室町時代以来,天下五剣の一に挙げられており,その細身で小切先,反りの高い太刀姿は日本刀のなかで最も古雅,品格のあるものと評されている。…
※「三日月宗近」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...