三木澄子(読み)ミキ スミコ

20世紀日本人名事典 「三木澄子」の解説

三木 澄子
ミキ スミコ

昭和期の小説家,児童文学



生年
明治43(1910)年1月2日

没年
昭和63(1988)年4月16日

出身地
長崎県長崎市

本名
磯野 澄子

学歴〔年〕
愛知県第一高等女学校卒

経歴
少女時代から文学を志し、昭和16年「手巾の歌」が芥川賞候補となり、デビュー。戦後は少女小説作家となり「まつゆき草」などを発表。49年網走に移住。他に少年少女向きの伝記国木田独歩」などがある。同人誌「文芸網走」に連載中だった「晩禱」は未完となるが、のち完結原稿が発見された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む