手巾(読み)シュキン

デジタル大辞泉の解説

しゅ‐きん【手巾】

手をふくための布切れ。手ぬぐい、またはハンカチ。てふき。
「せきあえぬ涙に―を濡らしつるを」〈鴎外舞姫
手巾帯」の略。

ハンケチ【手巾】[書名]

芥川竜之介の短編小説。大正5年(1916)10月、雑誌「中央公論」に発表。新渡戸稲造の著作「武士道」の流行に対する芥川の冷笑的なスタンスを示す作品。

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大辞林 第三版の解説

しゅきん【手巾】

手ぬぐい。手ふき。
ハンカチ。
「手巾帯」の略。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の手巾の言及

【雲水】より

…雲衲(うんのう),行脚(あんぎや)とも称す。雲水は,網代笠(あじろがさ)をかぶり,袖の長い雲水衣(直綴(じきとつ))をきて,腰に手巾(しゆきん)と称する丸ぐけの腰紐をしめる。絡子(らくす)をかけ,白木綿の手甲(てつこう)・脚絆(きやはん)をつけ,わらじをはき,機能的で簡素な服装である。…

【ハンカチーフ】より

…日本ではおもに手ふきとして,欧米ではおもに鼻ふきとして実用され,また装飾品としても用いられる方形の小布。日本では略してハンカチ,ハンケチと呼ばれることが多く,手巾(しゆきん)ともいう。ローマ帝政時代に顔をふいたり手に持ったりしたスダリウムや,食事の際に手をふいたマッパが起源と考えられている。…

※「手巾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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