三枚組(読み)さんまいぐみ

精選版 日本国語大辞典 「三枚組」の意味・読み・例文・類語

さんまい‐ぐみ【三枚組】

〘名〙 二つ木片を接合する時、一方中央三分の一残し、それ以外の部分を削って接合部を作り、他の一方はこれと反対に中央部の三分の一を削り、二つを互いにはめ合わせて膠(にかわ)づけまたは釘付けにすること。三つ組

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の三枚組の言及

【指物】より

…留は箱組み,枠組みなどにおいて,二つの材が直角または他の角度で出合うとき,その角度を折半して接合したもので,これを強化するために種々の工作が行われる。大留(おおとめ),半留(はんどめ)などがあり,相欠付,留形相欠枘(ほぞ),留形三枚付,隠留(かくしどめ)蟻形三枚組,雛留などがみられる。組手には,2枚の板の端を等分し,それぞれの反対側を欠き取った相欠組,このを3枚,5枚,7枚とした三枚組,五枚組,七枚組などがある。…

※「三枚組」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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