三枚続(読み)さんまいつづき

精選版 日本国語大辞典 「三枚続」の意味・読み・例文・類語

さんまい‐つづき【三枚続】

  1. 〘 名詞 〙 三枚で一組になっているもの。特に、浮世絵版画などで、三枚をつなぎ合わせて見るようにしたものをいう。三枚ぞろい。
    1. [初出の実例]「有名な三枚続きの月夜の金沢は確かに能見堂からの鳥瞰図であり」(出典:筆捨松(1924)〈鏑木清方〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android