三枝昂之(読み)さいぐさ たかゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三枝昂之」の解説

三枝昂之 さいぐさ-たかゆき

1944- 昭和後期-平成時代の歌人
昭和19年1月3日生まれ。早大にはいり短歌会に所属,前衛短歌運動を推進する。「沃野」「反措定」「かりん」をへて,「りとむ」会員。昭和53年「水の覇権」で現代歌人協会賞。平成10年「甲州百目」で寺山修司短歌賞。18年評論「昭和短歌の精神史」で斎藤茂吉賞,芸術選奨文部科学大臣賞。21年「啄木 ふるさとの空遠みかも」で現代短歌大賞。23年紫綬褒章。山梨県出身。歌集に「地の燠」,評論集に「うたの水脈」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む