三栖山王子跡(読み)みすやまおうじあと

日本歴史地名大系 「三栖山王子跡」の解説

三栖山王子跡
みすやまおうじあと

[現在地名]田辺市下三栖

下三栖(しもみす)の南東、報恩(ほうおん)寺裏山の峰伝いの北を王子山とよび、その中腹に跡地がある。熊野九十九王子の一。「中右記」にはみえないが、「後鳥羽院熊野御幸記」建仁元年(一二〇一)一〇月一三日条に丸(万呂)王子を過ぎて「次ミス山王子」と記される。のち熊野街道中辺路は潮見(しおみ)峠越が主道となり、従前の岡(おか)坂越は古道となり、当王子はしだいに寂れたと推測される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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