旺文社世界史事典 三訂版 「三段櫂船」の解説 三段櫂船さんだんかいせん 古代ギリシアで使用された軍船。オールを上中下3段に並べて強い推進力を得ようとしたものガレー船の一種で,移動の際には帆の力を借りるが,戦闘中はオールを使用した。敵に体当たりをする作戦が一般的で,ペルシア戦争におけるサラミスの海戦では,アテネの無産市民がこの船の漕ぎ手として活躍した。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by