三段櫂船(読み)さんだんかいせん

旺文社世界史事典 三訂版 「三段櫂船」の解説

三段櫂船
さんだんかいせん

古代ギリシアで使用された軍船オールを上中下3段に並べて強い推進力を得ようとしたもの
ガレー船一種で,移動の際には帆の力を借りるが,戦闘中はオールを使用した。敵に体当たりをする作戦が一般的で,ペルシア戦争におけるサラミス海戦では,アテネの無産市民がこの船の漕ぎ手として活躍した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む