三池町村(読み)みいけまちむら

日本歴史地名大系 「三池町村」の解説

三池町村
みいけまちむら

[現在地名]大牟田市三池

現市域中央部東寄り、大間だいま(二二五・二メートル)の麓から西に延びる洪積台地上にある。文禄四年(一五九五)の高橋統増(立花直次)に宛てられた知行方目録(三池立花家文書)にみえる「町・大間」六八九石余の「町」に当たる。大間は中世には三池氏の居館所在地で、その近郊に形成された中世の市町起源があると思われる。元和六年(一六二〇)以降柳川藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android