三波川帯のナップ構造(読み)さんばがわたいのナップこうぞう

最新 地学事典 「三波川帯のナップ構造」の解説

さんばがわたいのナップこうぞう
三波川帯のナップ構造

Sanbagawa Belt nappe structure

三波川帯は少なくとも三つの異なる構造ユニットに分けられる。構造的に最下位の大歩危(おおぼけ)ユニットが,その上位の別子ユニット(白滝ユニットとも呼ばれる)に被われ,さらに別子ユニットは高い圧力で形成されたエクロジャイトユニットに被われる。別子ユニットをさらに複数のユニット(猿田ナップ,冬ノ瀬ナップなど)に分ける研究者もおり,東赤石ユニットはエクロジャイトユニットの中でも異常高圧部分の可能性がある。野外では,これらのユニットの境界は強い延性変形を被っており,不明瞭である。大歩危ユニット・別子ユニット・エクロジャイトユニットはそれぞれ異なる変形・変成履歴を示す。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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