最新 地学事典 「ダルワール・クラトン」の解説
ダルワール・クラトン
Dharwar craton
南インドKarnataka州~Andhra Pradesh州に広がる始生代の地塊。34億~32億年前のTTGを原岩とするPenin-sular片麻岩と表成岩類よりなるグリーンストーン帯から構成され,26億~25億年前に広範囲な再変動(recy-cling)とClosepet花崗岩の貫入の後,安定化する。Mysore南方Nilgiri山地からMadrasにかけてはグラニュライト-チャーノッカイト地帯となり,Palghat-Cauvery剪断帯で原生代後期のグラニュライト地帯と接する。グリーンストーン帯には次の3期があるとされる。片麻岩中のremnantsとして産する角閃岩相以上の変成作用を受けたSargur beltおよび相当層(Holenarasipur beltなど),片麻岩類を覆う中期のBababudan belt, 新期のChitradurga beltやShimoga belt。中~新期岩帯は30億~27億年前のDharwar Supergroupを構成し,苦鉄質火山岩(枕状構造あり)と珪岩・縞状鉄鉱層・石灰岩~苦灰岩などからなり,緑色片岩相~角閃岩相下部の変成作用を受ける。FeのほかMn・Au・Cu鉱床を含む。
執筆者:加納 隆
参照項目:ペニンスラー片麻岩
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

