デジタル大辞泉 「三泣き車」の意味・読み・例文・類語 さんなき‐ぐるま【三泣き車】 荷車の一。車輪は二輪で小さく、梶棒が長く、車台の後方に鉄の荷受け柵を設けたもの。商家の丁稚でっちなどが荷物の運搬に用いた。丁稚は苦労するので泣き、仲仕は職を奪われて泣き、車はきしんで泣くような音を立てるというところからいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例