20世紀日本人名事典 「三田康」の解説 三田 康サンタ ヤスシ 大正・昭和期の洋画家 生年明治33(1900)年3月6日 没年昭和43(1968)年2月4日 出生地滋賀県大津市 学歴〔年〕東京美術学校西洋画科研究科〔大正14年〕修了 経歴在学中から帝展出品、昭和3年第9回帝展で「室内」が特選、5年同第11回展で「座像」が特選、10年第1回第2部会展で受賞。11年帝展改組の時、小磯良平らと新制作派協会を結成、同協会展に出品を続けた。太平洋戦争には海軍報道班員として記録画を制作、新聞小説の挿絵画家として活躍した。42年渡仏。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三田康」の解説 三田康 さんた-やすし 1900-1968 大正-昭和時代の洋画家。明治33年3月6日生まれ。藤島武二に師事し,東京美術学校(現東京芸大)在学中に帝展に入選,のち「座像」が特選。昭和11年猪熊(いのくま)弦一郎らと新制作派協会を創立。戦時中は戦争記録画を制作。戦後は新聞小説の挿絵も担当した。昭和43年2月5日フランスで死去。67歳。滋賀県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by