三田遺跡(読み)みたいせき

日本歴史地名大系 「三田遺跡」の解説

三田遺跡
みたいせき

[現在地名]芝山町小池

太平洋に流下する木戸きど川の中流域にある舌状台地上に立地する。昭和六二年(一九八七)発掘調査が行われた。古墳時代後期の五世紀末から七世紀にかけての住居跡が一〇六軒検出されている。住居跡から高坏の出土量が多いことが特徴的である。なお同五四年には主要地方道成田―松尾まつお線の建設に伴い隣接地の調査が行われ、古墳時代後期の住居跡が一一軒検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む