三留村(読み)みとめむら

日本歴史地名大系 「三留村」の解説

三留村
みとめむら

[現在地名]清水町三留

三方みかた丘陵の西麓にある。東は杉谷すぎたに村、西は志津しづ川を隔てて下天下しもてが村。中世には三富と記され、寛正二年(一四六一)正月吉日付の大谷寺左右方互契約状(越知神社文書)に「糸生・小倉・三富等坊領者、可有如本知行者也」とみえ、享禄二年(一五二九)五月日付の大谷寺所々神領坊領目録(同文書)にも三富・三富郷とあり、室町時代は大谷おおたに(跡地は現朝日町)の所領があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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