三的(読み)みつまと

精選版 日本国語大辞典 「三的」の意味・読み・例文・類語

みつ‐まと【三的】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 騎射(うまゆみ)で、馬場の埒(らち)に面して三か所に的を立てて順次に射ること。
    1. [初出の実例]「三的とは流鏑馬のこと也。又かちだちに小的を三たてているをも三的と云也」(出典:就弓馬儀大概聞書(1464))
  3. 小的を三つ並べて歩立(かちだち)で射ること。
    1. [初出の実例]「群立三的程」(出典小右記‐万寿元年(1024)九月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む