三経新田(読み)みつきようしんでん

日本歴史地名大系 「三経新田」の解説

三経新田
みつきようしんでん

[現在地名]瀬谷区三ッ境みつきようあさひ二俣川ふたまたがわ一―二丁目

東は武蔵国都筑つづき二又川ふたまたがわ(現旭区)、南から西は阿久和あくわ村、北は都筑郡下川井しもかわい(現旭区)に接する。ほとんどが高台畑地であった。貞享四年(一六八七)江戸の小高市右衛門が小高おたか新田(現旭区)を開発した時、この地もその計画に入っていたが、広大な山林であったので着手に至らなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android