三輪村・西御庄・平等寺庄(読み)みわむら・にしみまやのしよう・びようどうじのしよう

日本歴史地名大系 の解説

三輪村・西御庄・平等寺庄
みわむら・にしみまやのしよう・びようどうじのしよう

弘安六年(一二八三)の談義衆中書状案(春日神社文書)

<資料は省略されています>

とみえる。これによると、三輪村は春日社談義料所と考えられる。これは「御厩雑掌」などが三輪村に違乱を行わないよう同村から訴えたことについてのものであるが、この御厩に関すると考えられる同年四月二六日の長者宣(大東文書)

<資料は省略されています>

とある。これによると、三輪村内に西厩庄の存在をみうる。厩もあったものであろう。三輪村の所在は現大字三輪に比定できよう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android