日本歴史地名大系 「三輪野山村」の解説 三輪野山村みわのやまむら 千葉県:流山市三輪野山村[現在地名]流山市三輪野山など加(か)村の北、江戸川左岸に位置する。同川から北東方向に入り込む桐(きり)ヶ谷(や)谷津の出口南部にあたり、上野(かみの)牧と接する。寛永二一年(一六四四)の名寄帳(松田家文書)の表書に葛飾(かつしか)郡三輪山郷とみえ、一方同帳末には小金領三輪野山村とある。近世初期より三輪山・三輪野山の表記が混用され、天保郷帳では三輪山と記されるが、近世後期には三輪野山が一般化した。なお前掲名寄帳の奥書によると、天正二〇年(一五九二)に検地が行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by