三部教会史(読み)さんぶきょうかいし(その他表記)Historia ecclesiastica tripartita

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三部教会史」の意味・わかりやすい解説

三部教会史
さんぶきょうかいし
Historia ecclesiastica tripartita

初期キリスト教会史の書。エウセビオスの『教会史』のあとの時期 (305~439) を扱ったキュロステオドレトスソクラテスソゾメノスの3書をもとに,カシオドルスのすすめでエピファニウスがラテン語に訳編した 12巻本 (6世紀) 。難点はあるが,中世,ルネサンス期に普及した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む