三里下がる(読み)さんりさがる

精選版 日本国語大辞典 「三里下がる」の意味・読み・例文・類語

さんり【三里】 下(さ)がる

  1. あともどりする。転じて、時機に遅れる。ほかの人より遅れる。
    1. [初出の実例]「遅蒔にして馴染(なじみ)女郎余所(よそ)の花にはなされしことぞ〈略〉と、三里(リ)さがって踠いて見ても叶はず」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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