デジタル大辞泉 「三重襲の扇」の意味・読み・例文・類語 みえがさね‐の‐おうぎ〔みへがさね‐あふぎ〕【三重▽襲の扇】 檜扇ひおうぎの板数8枚を一組とし、それを三つ重ねたもの。女房が用いた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「三重襲の扇」の意味・読み・例文・類語 みえがさね【三重襲】 の 扇(おうぎ) 檜扇の板数が多く厚くなったもの。板七、八枚を一重といい、その三倍のもの。三重の扇。みえがさね。[初出の実例]「みへがさねのあふぎ。五重はあまりあつくなりて、もとなどにくげなり」(出典:枕草子(10C終)八九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例