三野南条(読み)みのなんじよう

日本歴史地名大系 「三野南条」の解説

三野南条
みのなんじよう

和名抄」にみえる餝磨しかま郡三野郷の郷名を継承した中世の地名。現姫路市四郷町見野しごうちようみのを遺称地とする。中世には三野南条・三野北条みのほうじように分離していたとみられるが、三野北条は史料にはみえない。三野南条のうちに松原まつばら庄・つぎ庄・緋田あけだ庄・目賀めが村、本郷ほんごうの国松名・水上村、兼田かねだなどが成立しており、早い時期に成立した松原庄を除き、史料上は三野南条が冠されることが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む