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三野狐 みのの きつね

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三野狐 みのの-きつね

?-? 奈良時代の女性。
日本霊異記(りょういき)」によれば,狐を母として生まれた子の子孫とされ,聖武(しょうむ)天皇(在位724-749)のころ美濃(みの)(岐阜県)小川の市にすみ,大柄で力がつよく往来する商人の物をうばって生活していた。これをきいた尾張(愛知県)の小柄な力女に韃(むち)で打たれ,市から追放されたという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典内の三野狐の言及

【小川市】より

…《日本霊異記》中巻4にみえる説話によってその存在が知られる。すなわち,三野(美濃)国片県(かたかた)郡の小川市に三野狐(みののきつね)という大力の女が住み,往還の商人を迫害し物資を強奪していた。一方,尾張国愛智郡片輪(かたわ)里(現,名古屋市中区古渡付近)にすむ道場法師の孫という強力の女はこれを聞き,蛤50斛,熊葛(くまつづら)の練韃(ねりむち)20段を船に積んで小川市にのりつけ,三野狐を打ちこらしめて退散させ,市の人を安心させたという。…

※「三野狐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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