三階造(読み)さんがいづくり

精選版 日本国語大辞典 「三階造」の意味・読み・例文・類語

さんがい‐づくり【三階造】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 三層の建築物。三階だて。
    1. [初出の実例]「大名公家がたには〈略〉赤銅瓦(あかがねかはら)の三階作(さんガイツク)り一重一重に天井幕を張て」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)六)
  3. 和船の棚板構成で、根棚(かじき)・中棚・上棚の三段からなる船体構造をいう。近世の大型和船は大半がこれで、弁才船はその典型。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android