上の十日(読み)カミノトオカ

デジタル大辞泉 「上の十日」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐とおか〔‐とをか〕【上の十日】

月の初めの10日間。上旬
十月といふ―すぎぬ」〈宇津保・国譲下〉

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精選版 日本国語大辞典 「上の十日」の意味・読み・例文・類語

かみ【上】 の 十日(とおか)

  1. 一か月を三〇日とし、それを三分した初めの一〇日間。上旬。→中の十日下の十日
    1. [初出の実例]「早く此かみの十日もすぎななむはつかにてだに晦日なりやと」(出典:類従本信明集(970頃))

上の十日の補助注記

月の一〇日目をいうとする説もあるが、疑わしい。

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