上り梁(読み)ノボリヤナ

デジタル大辞泉 「上り梁」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐やな【上り×梁】

アユなど川をさかのぼる魚を捕るために、川下に向けて仕掛けた梁。 春》淀川や舟みちよけて―/王城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上り梁」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐やな【上梁・上簗】

  1. 〘 名詞 〙 鮎など川をさかのぼる魚を捕えるために設ける梁。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「野洲川の早瀬にさせるのぼりやなけふの日和にいくら積りぬ」(出典:曾丹集(11C初か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android