のぼり‐づめ【上詰・登詰】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) のぼりつづけること。のぼりきること。また、そのさま。
- ② ( 形動 ) 次第にのぼせて夢中になること。また、そのさま。
- [初出の実例]「かこひにも、いやにて候、のぼりづめに太夫にして、をくとみえたり」(出典:評判記・満散利久佐(1656)長津)
- ③ 芝居の舞台装置で、実際に上までのぼることのできるように作った坂や石段など。
- [初出の実例]「本舞台真中に登り詰の石段」(出典:歌舞伎・日本晴伊賀報讐(実録伊賀越)(1880)四幕)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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