日本歴史地名大系 「上三河の舞台」の解説 上三河の舞台かみみかわのぶたい 兵庫県:佐用郡南光町上三河村上三河の舞台[現在地名]南光町上三河農村歌舞伎舞台。国指定重要有形民俗文化財。天保一二年(一八四一)建立、明治二九年(一八九六)に再建された。茅葺入母屋造、桁行六間・梁間五間、舞台太夫座の壁面墨書に「此舞台ノ壁を塗リシ人阿曾権左衛門也」「明治三二年九月吉日松岡屋一座福岡若松赤穂竹本崎堂太夫右近」「新町大功記竹本時太夫」「明治四三年八月竹本座太夫」などがみられる。神戸市北区の下谷上(しもたにがみ)や養父(やぶ)郡関宮(せきのみや)町葛畑(かずらはた)の舞台と同系列のもので、せり上げの回転、ガンドウ小屋裏回転機構、両下座などの特色を具備している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「上三河の舞台」の解説 上三河の舞台 兵庫県佐用郡佐用町にある舞台。1896年再建、茅葺き入母屋造り。歌舞伎が披露される。国指定重要有形民俗文化財。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by