上佐脇村(読み)かみさわきむら

日本歴史地名大系 「上佐脇村」の解説

上佐脇村
かみさわきむら

[現在地名]御津町上佐脇

御馬おんま村の北東、東海道と音羽おとわ川の中間にある。小田淵おだぶち(現豊川市)から流下するしら川・西古瀬にしこせ川がここで合して川となり音羽川へ注ぐ。古くは上中下に分れていたが、のち中佐脇村は下佐脇村に合併したという(佐脇村誌)が、年次は不詳。

元和九年(一六二三)水野備後守領、天和二年(一六八二)土井周防守領、元禄三年(一六九〇)松平和泉守領、宝永七年(一七一〇)板倉近江守領、享保三年(一七一八)松平丹後守領、寛保二年(一七四二)大岡越前守領、享和三年(一八〇三)安藤対馬守領となって明治に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 水量 用水 近世

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android