上佐脇村(読み)かみさわきむら

日本歴史地名大系 「上佐脇村」の解説

上佐脇村
かみさわきむら

[現在地名]御津町上佐脇

御馬おんま村の北東、東海道と音羽おとわ川の中間にある。小田淵おだぶち(現豊川市)から流下するしら川・西古瀬にしこせ川がここで合して川となり音羽川へ注ぐ。古くは上中下に分れていたが、のち中佐脇村は下佐脇村に合併したという(佐脇村誌)が、年次は不詳。

元和九年(一六二三)水野備後守領、天和二年(一六八二)土井周防守領、元禄三年(一六九〇)松平和泉守領、宝永七年(一七一〇)板倉近江守領、享保三年(一七一八)松平丹後守領、寛保二年(一七四二)大岡越前守領、享和三年(一八〇三)安藤対馬守領となって明治に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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