日本歴史地名大系 「上北沢村」の解説 上北沢村かみきたざわむら 東京都:世田谷区上北沢村[現在地名]世田谷区上北沢一―五丁目・桜上水(さくらじようすい)一―五丁目・赤堤(あかつつみ)三丁目・同五丁目・宮坂(みやさか)三丁目赤堤村の西にある。荏原(えばら)郡に属する。南は世田谷村、西は多摩郡八幡山(はちまんやま)村。甲州道中が北部をほぼ東西に通り、北部の高井戸(たかいど)宿(現杉並区)に接する字山谷町(さんやまち)では旅具などを売って賑わっていた。田園簿に上北沢村とみえ、田五九石余・畑三二石余。その後開発が進み、元禄一四年(一七〇一)の検地帳(金沢家文書)では高四三〇石余。反別は上田二町余・中田六町九反余・下田四町七反余・下々田三町余、上畑八町余・中畑一五町余・下畑三四町六反余・下々畑二九町余・屋敷二町余・林畑八町余・藪四町余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by