日本歴史地名大系 「上古井村」の解説 上古井村かみこびむら 岐阜県:美濃加茂市上古井村[現在地名]美濃加茂市本郷町(ほんごうちよう)一―九丁目・新池町(しんいけちよう)三丁目下古井村の東に続き、益田街道筋にある。南は木曾川、東は飛騨川に面する段丘地。弘治二年(一五五六)の頃、「古井」は加治田(かじた)城(現加茂郡富加町)の桑原右近衛門尉の知行地であった(「斎藤范可充行状」斎藤文書など)。牛鼻(うしがはな)に加治田方の砦跡がある。慶長郷帳では高六〇二石余・山年貢五石二斗。正保郷帳では尾張藩領で田方四〇一石余・畑方二一八石余・野年貢米五石二斗。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by