上吉羽村(読み)かみよしばむら

日本歴史地名大系 「上吉羽村」の解説

上吉羽村
かみよしばむら

[現在地名]幸手市上吉羽

権現堂ごんげんどう村の東に位置し、権現堂川(庄内古川)右岸の沖積地に立地する。同川を隔てて北は元栗橋もとくりはし(現茨城県五霞村)地形は自然堤防微高地と同川の堤外地、自然堤防により形成された後背低湿地に区分される。葛飾郡幸手領に属した(風土記稿)。慶長六年(一六〇一)奥州仙台伊達家の久喜鷹場に指定される(貞享元年「久喜鷹場村数覚」伊達家文書)。田園簿では田一四七石余・畑三六四石余、ほかに野銭永四八文があり、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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