上女(読み)カミオンナ

デジタル大辞泉 「上女」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おんな〔‐をんな〕【上女】

上方かみがたの女。
奥向きの用を勤める女。腰元奥女中など。
「家々に勤めし―の品定め」〈浮・一代女・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「上女」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おんな‥をんな【上女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上方(かみがた)の女。
  3. 奥向きの用を勤める女。腰元。仲居(なかい)、奥女中などをいう。
    1. [初出の実例]「家々に勤めし上(カミ)女の品定め」(出典浮世草子好色一代女(1686)五)

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