上妙見村(読み)かみみようけんむら

日本歴史地名大系 「上妙見村」の解説

上妙見村
かみみようけんむら

[現在地名]菊池市森北もりきた

妙見村の東、花房はなぶさ台地阿蘇外輪山から延びた丘陵が連なる低部に位置する。隈府わいふ町高札辻より約二〇町。現在通称甲森北こうもりきた。慶長四年(一五九九)検地帳に田二町六反一畝余・畠一九町六反一畝余、分米一一六石六斗余とある。「国誌」に小村の上古閑がみえる。河原手永に属し、文化一一年(一八一四)頃の河原手永手鑑に高一四六石九斗余、田二町一反二畝余・畑二三町五反一畝余、竈数四三・人数一五五、駄馬四七、氏神妙見社とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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