上宮木村(読み)かみみやきむら

日本歴史地名大系 「上宮木村」の解説

上宮木村
かみみやきむら

[現在地名]加西市上宮木町

下宮木村の北、万願寺まんがんじ川の中流域右岸に位置する。東は繁昌はんじよう村。古代には付近は宮来みやき河原とよばれた(「三代実録」元慶六年一二月二一日条)。江戸時代の領主変遷は享保五年(一七二〇)幕府領となるまでは東南ひがしなん村と同じ。寛保元年(一七四一)姫路藩領となり幕末に至る(寛延四年「酒井忠恭領知目録」酒井家史料、旧高旧領取調帳など)正保郷帳に村名がみえ、田方一四二石余・畑方五八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android