日本歴史地名大系 「上平作村」の解説 上平作村かみひらさくむら 神奈川県:横須賀市上平作村[現在地名]横須賀市平作(ひらさく)一―八丁目平作川上流南岸に位置する。南は衣笠(きぬがさ)村・長坂(ながさか)村・芦名(あしな)村、西は木古庭(きこば)村(現三浦郡葉山町)、東は金谷(かねや)村・小矢部(こやべ)村、北は逸見(へみ)村、金谷村の一部に接する。応安六年(一三七三)四月五日の室町幕府管領細川頼之奉書(県史三)によれば、「相模国鴨江・平佐古三浦一族等跡」が「武蔵国八林郷等之替不足分」として上杉能憲に与えられ、その後山内上杉氏が相伝している(応永三年七月二三日付「室町幕府管領斯波義将奉書」同書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by