日本歴史地名大系 「上後閑村」の解説 上後閑村かみごかんむら 群馬県:安中市上後閑村[現在地名]安中市上後閑中後閑村の北にある。慶長二〇年(一六一五)の奥山源太左衛門尉への井伊直継知行宛行状(奥山文書)に「上後閑内」一三九石余が載る。「寛文朱印留」にみえる上後閑上村(安中藩領)は当村と考えられる。寛文郷帳では田方二四〇石余・畑方三八八石余。元禄郷帳ではこの高のほかに長源(ちようげん)寺領三〇石、満行(まんぎよう)寺領三三石余が載る。江戸後期の御改革組合村高帳では高六二八石余で安中藩領、家数一一〇。宝暦二年(一七五二)の諸納請取帳(安中市教育委員会蔵)によれば米・荒麦のほか荏・小豆・綿・麻などを産した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by