上御所(読み)カミゴショ

デジタル大辞泉 「上御所」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごしょ【上御所】

将軍家または大臣家以上の公卿で、隠居した者が一家に数人いる場合、その最初に隠居した者。→なか御所しも御所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上御所」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごしょ【上御所】

  1. 〘 名詞 〙 将軍家または大臣家以上の公卿で、隠居した者が同時に一家に数人いる場合、その最初に隠居した者。中御所(なかごしょ)下御所(しもごしょ)などに対していう。
    1. [初出の実例]「来廿一日勧進申楽為稽古。明日〈十九日〉於上御所申楽の御為云々」(出典:満済准后日記‐永享五年(1433)四月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android