上御所(読み)カミゴショ

デジタル大辞泉 「上御所」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごしょ【上御所】

将軍家または大臣家以上の公卿で、隠居した者が一家に数人いる場合、その最初に隠居した者。→なか御所しも御所

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精選版 日本国語大辞典 「上御所」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ごしょ【上御所】

  1. 〘 名詞 〙 将軍家または大臣家以上の公卿で、隠居した者が同時に一家に数人いる場合、その最初に隠居した者。中御所(なかごしょ)下御所(しもごしょ)などに対していう。
    1. [初出の実例]「来廿一日勧進申楽為稽古。明日〈十九日〉於上御所申楽の御為云々」(出典:満済准后日記‐永享五年(1433)四月一八日)

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