上来(読み)じょうらい

精選版 日本国語大辞典 「上来」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らい ジャウ‥【上来】

〘名〙
① 上にあげたこと。今まで述べたこと。以上に述べたこと。
愚禿鈔(1255)下「上来、定散六種兼行故曰雑修、是名助業
百鬼園随筆(1933)〈内田百〉大人片伝「上来述べ来りしところの思索は」
② 常に行なうこと。また、以前から続いていること。
※蓮如御文章(1461‐98)夏御文「上来も毎日聖教勘文をゑらびよみ申候へども」

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デジタル大辞泉 「上来」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らい〔ジヤウ‐〕【上来】

今まで述べたこと。以上にあげたこと。「上来記述してきたところを要約すれば」

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