上来(読み)ジョウライ

デジタル大辞泉 「上来」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らい〔ジヤウ‐〕【上来】

今まで述べたこと。以上にあげたこと。「上来記述してきたところを要約すれば」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上来」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らいジャウ‥【上来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上にあげたこと。今まで述べたこと。以上に述べたこと。
    1. [初出の実例]「上来、定散六種兼行故曰雑修、是名助業」(出典愚禿鈔(1255)下)
    2. 「上来述べ来りしところの思索は」(出典:百鬼園随筆(1933)〈内田百〉大人片伝)
  3. 常に行なうこと。また、以前から続いていること。
    1. [初出の実例]「上来も毎日聖教の勘文をゑらびよみ申候へども」(出典:蓮如御文章(1461‐98)夏御文)

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