上染(読み)ウワゾメ

デジタル大辞泉 「上染」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ぞめ〔うは‐〕【上染(め)】

先に染めた色の上に、さらに他の染料で染めること。上掛け。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上染」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ぞめうは‥【上染】

  1. 〘 名詞 〙 新しい色を得るために、ある一種染色の上を、さらに他種の染料で染めること。
    1. [初出の実例]「柞原露のしらはひさしつれば時雨の雨ぞうは染はする〈藤原仲実〉」(出典:永久百首(1116)秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android